新型インプレッサはクラスを超えた感動,質感に仕上がっている

最終更新日:2017/01/30 公開日:

新型インプレッサはどう受け入れられたのか

新型インプレッサ
富士重工業は、5年ぶりに全面改良した主力車「インプレッサ」を25日に発売する。新規開発した共通プラットフォーム(車台)採用の第1弾商品で、安全性能と走行性能を底上げした。
新時代の幕開けを飾る新型インプレッサは、次世代スバル車の行方を占う重要なモデルになりそうだ。



「安心と愉しさを革新的に進化。単なる1車種の全面改良にとどまらない“スバルのフルモデルチェンジ”と言える車だ」。

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吉永泰之社長は発表会の場で新型インプレッサについてこう強調した。
インプレッサは国内最量販車種で、新型は第5世代目となる。スポーツ車「BRZ」を除く全ての車種に展開予定の新車台を採用した次世代スバル車のトップバッターを飾る商品と位置づける。
価格は消費税込みでセダン「G4」、ハッチバック「スポーツ」ともに、192万2400円から。月間販売は2500台を計画する。

新型インプレッサ1

新車台の採用で車体強度は従来車比で4割向上し、衝突時の安全性を確保した。高張力鋼板を使い、車体剛性は同最大2倍に引き上げ走行時の車体のブレや振動を低減。安全性能と運転のしやすさ、乗り心地の良さといった走行性能の両方を高めた。
国内仕様車には国内メーカーで初めて歩行者用エアバッグを標準装備した。運転支援システム「アイサイト」の最新版「バージョン3」も全車種に採用する。
9月1日に始めた先行予約の台数は11日までに想定比3倍の約6000台にのぼり、このうち他社からの乗り換えユーザーが半数を占めた。生産は群馬県の2工場と新たに米国工場を加えた3拠点体制を構築し、需要に着実に応える。



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独自技術を価値に落とし込むマーケティングも集大成を迎えたのではないか。
先行予約で約6000台という誰が聞いても好調な滑り出し、スタートを切ったインプレッサ。
スバルの勢いが今後維持できるか、さらなる飛躍をするのか目が離せない。

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