新型フォレスター4つの進化ポイント

最終更新日:2025/04/11 公開日:

2025年4月1日にフォレスターの予約が開始されました。大刷新された“内外装”&歴代初の「強力パワートレイン」搭載。
さらに爽快に、さらに快適にドライブを愉しめる。新しいフォレスターは、すべてが大きく進化しました。フォレスター4つの進化ポイントをご紹介します。




1.存在感と安心感にあふれる、タフで上質なデザイン

2.力強い走りと燃費性能を両立するストロングハイブリッドをラインアップ

3.日常から非日常のアクティビティまで、シームレスに使える先進のユーティリティ

4.より安心・安全なドライブをサポートするSUBARU最新の安全技術を搭載

エンジニアのこだわりともにご紹介を致します。

1.存在感と安心感にあふれる、タフで上質なデザイン

エンジニアのこだわり
新型フォレスターのデザインテーマは「“Ready for Adventure”=いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR」。ひと目見た瞬間に高い機能性を感じさせ、このクルマと過ごす上質な体験を直感的に理解できるような、存在感と安心感あふれるデザインを目指しました。

SUVらしいボリュームのある堂々としたプロポーション。乗るたびに愉しさが深まる、アクティブで上質なインテリア。日常から非日常までさまざまなシーンに映える、新しいSUVのデザインが生まれました。

2.力強い走りと燃費性能を両立するストロングハイブリッドをラインアップ

エンジニアのこだわり
ドライビングスポーツやアウトドアアクティビティなど、お客様の趣味に合うモデルをお選びいただく際の選択肢を広げたい。その想いでストロングハイブリッドを設定しました。モーター×BOXERエンジンならではの力強く爽快な走りを、ぜひお愉しみください。

ボディやシートなどにSUBARUの最新技術を取り入れ、安心・快適な走りを磨き上げました。さらに新型フォレスターでは力強く軽快に加速する1.8Lターボに加え、SUBARUの新しい走りの愉しさを叶える「e-BOXER(ストロングハイブリッド):ハイブリッド車の燃費は18.4~18.8km/リッター」を設定。より幅広いカーライフにお応えします







3.日常から非日常のアクティビティまで、シームレスに使える先進のユーティリティ

エンジニアのこだわり
扱いやすいボディサイズや実用性の高いカーゴルームなど、フォレスターならではの特長を大切にしつつ、使い勝手の良さをさらに高めるさまざまな機能を取り入れました。オン/オフを問わず、常に身近な存在でいられるように、価値と性能を丁寧に磨いています。

「両手がふさがっていても、足の動きだけで開け閉めできる」
パワーリヤゲートの機能がさらに進化。スイッチの操作も、クルマに触れることもなく開閉できるので、さまざまなシーンで便利に活躍します。

「スマートフォンアプリも使え、大画面で直感的に操作できる」
エアコンやラジオ、ナビゲーション機能などに加え、スマートフォンと連携するApple CarPlayとAndroid Auto™にも対応。お気に入りのオーディオアプリで音楽を聴くなど、“いつもの環境”をそのままクルマで愉しめます。

4.より安心・安全なドライブをサポートするSUBARU最新の安全技術を搭載

エンジニアのこだわり
最新のアイサイトだけでなく、視界性能やサイクリストにまで対応した歩行者保護エアバッグなど、すべての領域で安全性能を飛躍的に高めることに注力しました。「どこにでも行ける、どこでも使える」というフォレスターの基本価値を大切にしているからこそ、一切の妥協なく性能を造り込んでいます。

「3つのカメラのアイサイトを全車に標準装備」
広範囲を見渡せるステレオカメラと、低速時に歩行者を認識できる超広角の単眼カメラを組み合わせた最新のアイサイトを搭載。これまで以上に幅広いシーンでの安全運転をサポートします。

「高速道路の運転をもっと快適にするアイサイトX」
GPSや準天頂衛星システム「みちびき」の情報などを使って、自動車専用道路走行時の快適性と安全性を高める高度運転支援システム。さまざまな先進機能で、ロングドライブがさらに快適になります。

スバル 新型フォレスター ストロングハイブリッド搭載グレード

キャラクターの異なる3種類のモデルを設定

日本仕様のラインナップは全6種類。パワートレインや内外装の仕様が異なる「スポーツ」「X-BREAK S:HEV」「プレミアムS:HEV」の3モデルを基本とし、それぞれに渋滞時のハンズフリー走行やレーンチェンジアシスト機能などからなる先進運転支援システム「アイサイトX」を搭載した「EX」グレードもラインナップする。各グレードの概要は以下のとおり。

【スポーツ/スポーツEX】
1.8リッター直噴ターボエンジンを搭載。力強く爽快な走りと洗練されたイメージを重視したモデルで、内外装のブロンズアクセントと、同じくブロンズカラーの18インチアルミホイールを特徴とする。特徴的な装備は以下のとおり。

  • ウルトラスエード/合成皮革シート(ブラック/グレー、ブラウンステッチ)
  • 18インチアルミホイール(ブロンズ塗装)
  • 超飽和バルブ付きダンパー
  • ブロンズ加飾付き本革巻きシフトレバー
  • 12.3インチフル液晶メーター(EXグレードのみ)
  • アイサイトX(EXグレードのみ)

【X-BREAK S:HEV/X-BREAK S:HEV EX】
積載性に優れたルーフレールや汚れに強い内装など、アウトドアレジャーに好適な仕様・装備が特徴のストロングハイブリッドモデルで、燃費は18.8km/リッター。内外装に施されたエナジーグリーンのアクセントによって、視覚的にも他グレードとの差異化が図られている。特徴的な装備は以下のとおり。

  • はっ水ポリウレタン/合成皮革シート(ブラック/グレー、グリーンステッチ)
  • 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
  • はっ水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付き)
  • 12.3インチフル液晶メーター(パワーメーター付き)
  • ルーフレール(ラダータイプ)
  • アイサイトX(EXグレードのみ)

【プレミアムS:HEV/プレミアムS:HEV EX】
上質感を追求したストロングハイブリッドモデルで、歴代フォレスターとして初めて19インチホイールを装着。快適装備も充実しており、また3モデル中唯一、オプションで本革シートを選ぶこともできる。特徴的な装備は以下のとおり。

  • はっ水ファブリック/はっ水トリコットシート(グレー/プラチナ、ブルーステッチ)
  • 19インチアルミホイール(ダークグレー塗装+切削光輝加工)
  • キックセンサー式ハンズフリーパワーリアゲート
  • 12.3インチフル液晶メーター(パワーメーター付き)
  • ワイヤレス充電器
  • アイサイトX(EXグレードのみ)

プレミアムS:HEV/プレミアムS:HEV EXにオプションで用意される本革シートは、ナッパレザーとウルトラスエードのコンビタイプ。色はブラックにブラウンステッチの組み合わせか、ブラウン/ブラックのツートンにブラウンとシルバーのステッチの組み合わせの2種類が用意される。

価格は400万円台からか

内外装デザインについても新しい試みを取り入れており、エクステリアでは複雑なプレスラインに頼るのではなくシンプルな断面形状をしっかりと前後に通すことで、強い骨格感を表現。陰影によって強調された前後フェンダーも大きな特徴となっている。また細部に関しては、光輝加飾ではなく精緻なつくり込みよって高性能・高品質を表現しているという。外装では、フォレスター初となるブラックルーフの採用もトピックだ。

いっぽうインテリアでは、厚みのあるダッシュボードや各所に用いた多角形のモチーフで力強さを表現。ハニカム柄のダッシュボードや、ドアパネル下端およびテールゲートのトリムに用いられたプロテクトパターンも特徴となっている。さらにフロントシートについては、後側方の視界確保やリアシートとのコミュニケーションの取りやすさを考慮して、ショルダー部の形状を吟味。グレードによってステッチを使い分けるなど、細部までつくり込まれている。

機能・装備も大幅に拡充しており、例えばカーナビ/マルチメディアシステムについては、従来型では全車オーディオレス仕様が標準だったところを、新型では11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやインフォテインメントシステム、ナビゲーションシステムを標準で採用。サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ、操舵連動機能付きのフルLEDヘッドランプ、ETC2.0車載器なども全車に装備されており、予防安全・運転支援システム「アイサイト」も、広角単眼カメラや前側方レーダーを備えた最新世代のものにアップデートされている。

価格については未発表だが、スバルは「従来型よりスポーツが約55万円、X-BREAKが約88万円の値上げとなる」と説明しており、400万円台がメインの価格帯になるものと思われる。

いまやスバル屋台骨モデルの一台となったフォレスター。6世代目は、先代までの「お値段以上の機能を提供する」手堅い実用車から、一歩踏み出した感がある。

フォレスター最大のマーケットたる北米市場でも追い風が吹いている。BEV(電気自動車)旋風が一段落したいま、太平洋の向こうでもハイブリッドモデルへの関心が高まっていて、当然、2.5リッターのストロングタイプもリリースされる。燃費改善だけでなく、同車の太いトルク、質の高いドライブフィールが歓迎されるのは間違いない。

トランプ大統領によって、自動車のアメリカ本土での生産を重視する政策がとられたが、フォレスターはインディアナ工場で生産されるため影響は少ないのではないか。ニューフォレスターの未来は少し明るいと言える。ぜひお楽しみください。

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