はじまるSUBARU モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ
2017年4月1日 株式会社SUBARUが生まれました。
吉永社長は別のインタビューで「勘違いしてはいけないのは、会社の名前を変えればブランドの魅力が増すなんてことは絶対にないということ」と答え質の高い会社を目指すこと、“普通のクルマ”をつくったら、スバルがスバルでなくなる旨も言っていました。
そして、「怖くても攻め続けることが大切です。そのための社名変更でもあるわけです。スバルに変わるのはあくまでもスタート」とも。ここでは先日掲載された新聞見開き広告のことばをお届けします。
挑戦とともにSUBARUがある。
飛行機研究所から、100年。
つねに挑戦者である。探求者である。
大空を自由に駆け巡るというモノづくりの最難関に挑んだものたちの魂が、脈々と息づいている。
完璧でなければ、空を飛ぶことはできない。
真摯でなければ、空へ人を送る資格はない。前例のないことばかりだった。
困難なことばかりだった。何もないところから確かなモノを、0から100をつくる。
モノを徹底的につきつめるというスピリットは、
いま、大地を駆け巡る、すべての「人」へ注がれる。
命を乗せるクルマだからこそ、「安心」をつきつめる。
人生を彩るクルマだからこそ、「愉しさ」をつきつめる。
「SUBARU」という名に宿す、人への思い。
どんなに小さくても、その星の輝きは強烈でなくてはならない。
人が心強く思えるように。人が心明るく見つめられるように。
だから、考えて、考えて、考えぬく。
妥協はしない。安易なマネなどしない。
情熱と挑戦から生まれるモノは、手にした人の心を強く揺さぶる。
「力のないカッコ良さだけにはしたくない。」ある技術者がつぶやいた。
いま、クルマは人にとって魅力的だろうか。
もしそうでないなら、もういちど、クルマを面白くしよう。
あの大空を駆け巡った興奮のように。
100年後の世界でも、きっと笑顔を乗せて、
人を想うクルマが走っている。挑戦が走っている。
走れ、SUBARU。飛べ、SUBARU。
笑顔のなかにSUBARUがいる。
わたしたちが向き合っているのは、
たったひとつしかない命と、
たった一度きりの人生。
そのかけがえのない時間を、
誰よりも愉しくしたい人がいる。
好奇心と冒険心で満たしたい人がいる。
大切な人を、心から愛し守りたい人がいる。
だから、
「たったひとつ」を守り、「たった一度き」を彩るために、
なにができるかを考え抜く。
そのクルマをみただけで、キラキラした日常が思い描けるように。
その翼を想像しただけで、まだ見ぬ世界を思い描けるように。
そして、ひとりひとりの心の温度を感じられる距離でいつづける。
大切なのは、何台つくるかより、どれだけの笑顔と出会えるか。
わたしたちの出発点、「飛行機研究所」から100年。
富士重工業株式会社は、株式会社SUBARUに生まれ変わります。
モノから、人の心の中で輝く価値へ。
SUBARUが、人の心の中で輝き続ける時、
そこにはいつも笑顔が溢れていて欲しい。
クルマから、SUBARUへ。飛行機から、SUBARUへ。
富士重工業株式会社は、株式会社SUBARUへ。
モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ。