アイサイトの世界累計販売台数がすごいことに1
遂に世界累計販売台数500万台達成したSUBARU
「2030年死亡交通事故ゼロ」を目指すSUBARU。キーテクノロジーとなるアイサイトの歴史について、ご紹介します。
アイサイトは、世界で初めてステレオカメラのみで、自動車だけでなく歩行者、二輪車までも対象としたプリクラッシュブレーキや、全車速追従機能付クルーズコントロール等を実現したシステムで、現在、SUBARUの世界販売に占めるアイサイト搭載車の比率は約91%*1に上ります。
アイサイトは、日本、米国、欧州をはじめとする世界の第三者機関の安全性能評価において常にトップクラスの評価を獲得するとともに、日本国内の事故件数調査でアイサイト(ver.3)搭載車の追突事故発生率は0.06%*2、また、米国IIHSの調査では、アイサイト搭載で負傷を伴う追突事故が85%低減される効果が示される*3など、ステレオカメラの優れた認識性能を強みにSUBARUの予防安全性能向上を支えてきました。
*1: 2021年販売実績ベース。他社からのOEM供給車を除く。
*2: 2014~2018年に発売したアイサイトver.3搭載車数(456,944台)と、公益財団法人・交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータ(追突事故数:259件)より、SUBARUが独自算出。
*3: 米国保険業界の非営利団体Insurance Institute for Highway Safety(道路安全保険協会)による、2013~2015年型SUBARU車を対象とした2014年末までのデータに基づく調査(2017年1月時点データ)。
■1999年 アイサイトの前進となる「ADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」誕生
SUBARUでは、ステレオカメラの画像認識に基づいてドライバーに危険を知らせたり、車両の制御を行うドライバー支援システム「ADA」の研究開発を1989年からスタートし、世界に先駆けて市販化に成功しました。
当初のシステムでは「車間距離制御クルーズコントロール」「車間距離警報」「車線逸脱警報」「VDC(横滑り防止装置)プレビュー制御」を提供しました。 さらに、2003年には、「追従モニター」「ふらつき警報」「グリップモニター」「前車発進モニター」を追加した第2世代のADAを発売しました。これらは、2008年に誕生する運転支援システム「アイサイト」へと受け継がれていきました。
■2008年5月 運転支援システム「アイサイト」誕生
新型ステレオカメラと新開発3D画像処理エンジンを用いることによって、歩行者、自転車をも対象とした優れたプリクラッシュセーフティを実現する運転支援システム「アイサイト」が誕生しました。
世界で初めてステレオカメラのみでの「プリクラッシュブレーキ」、「AT誤発進抑制制御」などの予防安全機能や、「全車速追従機能付クルーズコントロール」による運転負荷軽減機能を備えました。
■2010年5月 「アイサイト(ver.2)」誕生
第2世代のアイサイトは、自動ブレーキによって車両を減速・停止させる「プリクラッシュブレーキ」で、前方衝突の回避または衝突被害の軽減を図るとともに、先行車が停止した場合も追従して停止制御する「全車速追従機能付クルーズコントロール」の追従性能を強化しました。従来型に比べて運転支援範囲を大幅に拡大させ、渋滞時などの運転負荷を軽減する機能を実現しました。
続きはこちら→