今日は何の日 8月8日はレガシィがニュージーランドラリーで初優勝を果たした日
【1993年 ニュージーランドラリーでWRC初優勝】
〜レガシィによる快挙達成〜
遡ること24年、1993年の今日8月8日は、レガシィがニュージーランドラリーで初優勝を果たした日。
性能の高さだけでなく、よりスポーティかつアグレッシブなイメージを発信し続けることでSUBARUのクルマづくりのポリシーを伝え、ドライバーズカーのブランドを確立したい。その戦略のもと、SUBARUはWRC(世界ラリー選手権)への参戦を決意します。
ラリーには以前レオーネでスポット参戦の経験がありましたが、WRCは80年代中盤から4WDとターボによるハイスピードな闘いが繰り広げられている真っ只中。新世代4WDの高レベルな走りを実証するうえでも、また、世界の頂点で技術を磨くという意味でも、WRCは絶好のフィールドといえました。
1990年4月、SUBARUはレガシィでWRC(世界ラリー選手権)への本格参戦を果たし、初戦のサファリラリーでは総合6位という幸先の良いスタートを切ります。
そして本格参戦して3年後、第8戦目のニュージーランドラリーにおいて、レガシィは待望の初優勝を飾りました。実は次のフィンランド1000湖ラリー(現ラリー・フィンランド)からはボディサイズがひと回りコンパクトなインプレッサが投入されることになっており、レガシィにとっては最後のラリーでの快挙でした。
レガシィを引き継いだインプレッサはデビュー戦でいきなり2位に入賞。94年5月のアクロポリスラリーでの優勝を手はじめにめざましい実績を挙げ、95年からのマニュファクチャラーズチャンピオンシップ3連覇の偉業は国内だけでなくモータースポーツの本場ヨーロッパでも注目され、SUBARUのスポーツイメージを大きく高めることに繋がったのです。